プロの条件 それは 上手さの2つの違いから気付かされる。
繰返し聞かされる歌に2つある!
『またそれ~?』
初めて聞いた時は上手いと思えたのだが、聴くたびに
同じ歌い癖が目立ち、だんだん嫌(イヤミ)になるもの・・・
またそのやり方・・・・先が解ってしまい退屈する。 場が止まる。
『いつ聞いてもいいなぁ~!』
何度聞いてもあきないもの
嫌(イヤミ)にならないもの、引き付けられるもの・・・
もっと聞きたくなる。場を動かすことができる。
(歌い方は、判を付いたように同じなのに・・・)
(小説と違って、筋書も分っているのに・・・)
それはどこからくるのだろうか?・・・・・・。
(詩の理解度?)
(声が大きいから、高い声が出るから?)
確かに、詩の情感、迫力・高揚 必要ですね
でも 響きのない、うるさく・甲高い 声では、耳を塞ぎますね!
個性も大事だが、人間性の共感性の割合の違いからだろう。
プロは、この共感性の声に気付いてこそ、人様に、喜んで貰える。
(歌い方より 声そのもの響き から感じるものなのです)
ただ歌が上手いだけでは、その時だけで、心に残らないような気がする。
聴く人に喜んで貰いたい、元気にしたい・・何でそうできるのだろうか?
場を動かせる歌は、どこから?
発声を間違うと、思いとは違って、自分が出てしまい(一生懸命さはいいが)
人間性の共感性の声に、気付かないまま歌い続けることになる。
この共感性の声の中に思いやりや人生体験も参加する。
才能だけでは、この部分は埋まらないように思える。